三つ子の魂

日常

 先日新聞で、私が卒業した小学校が、統廃合により名前が変わったことを知りました。名目的には無くなってしまったと言えますが、統廃合の話は、地域の学校も含め日本中で進んでいるのだと思います。

少し話が膨らんでしまいますが、私が通っていた幼稚園は未だにあるんですよ。いまスマホで検索したところ出てきました。今風のとても可愛らしいホームページです(^^) 私が卒園して約50年が過ぎましたが、今でも毎日同じ場所にあることに嬉しさを感じますね。

そのような素晴らしい幼稚園ですが、私の中に幼稚園の思い出がほとんど無いことにいま気付きました。50年も過ぎました。私も衰えました!と言いたいですが、少し寂しいですよね。少し考えたところ、「発表会の役割」と「バスから降るところ」を思い出しました。

申し訳ないですが簡単にお話させていただきますね。

「発表会の役割」の思い出ですが、クラスで桃太郎の劇を親たちの前で発表した時の話です。皆さん、桃太郎の昔話からどのような登場人物を想像しますか? 当然、桃太郎は主役で花形です。そして脇役は犬、猿、雉で鬼たちも準主役です。その他大勢で村人などですよね。ですが私の役は、発表のオープニングで登場した「風の妖精」でした(・ω・) 白い服をきて一生懸命踊ったのを覚えています。今考えると??ですよね。確かに2~30人位の大人数です(時代ですね)。役も無くなります。先生も苦労したのだと思います(^^)

もう一つの「バスから降るところ」の思い出ですが、ある日の送迎バスで園に到着した時のことです。私はすぐ遊びたい思いで、他の子たちを押しのけて降りようとしたときです。その時、その先生に止められ、とても強く怒られたのを覚えています。とても怖かったです! たぶん先生も真剣だったのだと思います。今でも人混みの中で一歩下がってしまったり、ちょっと意味は違くなりますが、入口の近くの駐車場ではなく少し遠くの駐車場に止める行動(家族からはよく文句を言われます)は、その先生から叱られたことが影響しているのだと思います。三つ子の魂いつまでもですね。今の時代です。先生が本気で園児に叱ることは無くなってきていると言えます。しかしそのように、本気で私のことを叱って頂いた先生にいまさら感謝するばかりです。

ちなみに、いま桃太郎の中で何になりたいと聞かれれば、「風の妖精」になってみたいですね     (^_^)

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